2005年05月06日

【2005年5・14東京D】三沢&藤波組は、まさにダークタッグ

 新日本の5・14ドームの最後の試合は、三沢&藤波vs蝶野vsライガーで行うこととなった。
 小島vs天山とのダブルメインイベントとなってはいるが、真実のメインイベントは三沢&藤波vs蝶野vsライガー。
 ダブルヘッダーを行う三沢への配慮も考えられるが、こうも考えられる。
 「三冠&IWGPの価値よりも、三沢の価値の方が高い!!」とも。

 この三沢&藤波vs蝶野vsライガーであるが、たしかに見たいカードではある。
 だが、このカードの発表方法が、なんかしっくりこないのだ。

 当初は藤波vs蝶野のシングルマッチと発表されたものが、調印式の舞台で藤波が突然「三沢とタッグを組んで蝶野に挑む」ってなことを発言し、それを了解した蝶野がパートナーにライガーを選んだ……まあそれが経緯なわけだが、な〜んかインパクトに欠けるのだ。

 わたしの推測だが、三沢&藤波vs蝶野vsライガーを行うことは、わりと前から決まっていたのだと思う。
 おそらく、ノアの4・24武道館の前から決まっていただろう。

 新日本はもっと前からこのカードを発表したかったとは思うが、三沢はノアのシリーズ中に、そのシリーズが終わったあと大会の話題が出ることを嫌うところがある。
 おそらく、三沢が新日本に対し、「武道館が終わるまで発表はしないでくれ」ってなことを注文したと思われる。

 そして新日本は、武道館終了後に発表することとなったわけだが、普通に発表するのではおもしろくない。
 そこで、一旦は藤波vs蝶野と発表し、ファンに「な〜んだ、藤波vs蝶野かよ」と思わせておいて、そのあと三沢&藤波組実現を発表し、インパクトを与えるという作戦を取ったのではないだろうか?

 たしかに、藤波vs蝶野のシングルより、三沢&藤波vs蝶野vsライガーの方がはるかにファンが「見たい!!」と思えるカードであるのは間違いない。
 しかしながら、ノアがあまりにもインパクトある形で三沢vs川田、小橋vs健介を発表してしまったため、三沢&藤波組実現の印象が薄くなってしまったのだ。

 まったく……毎度のことながら、藤波はホントタイミングが悪いよ。
 しかし、そういったタイミングの悪さが、また藤波らしくていいのだ。

 プロレスファンは、藤波のことをダークドラゴンと呼ぶことがある。
 ダーク……それは暗黒心の意味。

 藤波という人物は間違いなくいい人に違いないのだが、なぜその藤波が暗黒心を持っていると思われているのか?
 それは、本人が気が付かないところで、たくさんの人間をガッカリさせてしまうことがあまりにも多いところからきている。

 ドラゴン革命実施のとき、「ついに藤波が立ち上がった!!」と思わせておいて、やったのはなぜか前髪をチョコチョコ切るだけという行為。
 バリカンで丸坊主にでもなればまだカッコがついたのに、なんで前髪をチョコチョコと……。
 あの猪木でさえ、「やめろ、やめろ」と言いつつ、どうやって対処していいかわからなくなっていた。
 猪木がテレビカメラの前で、あんなにもとまどった姿を見せたのは、このときだけではないだろうか?

 無我を旗揚げしたときは、「プロレスの原点を見せる」と言いつつ、いつの間にか興行はフェードアウト。
 おまけに無我という代名詞を西村に奪われてしまった。

 2001年の1・4東京ドームの橋本vs長州においては、わけのわからんドラゴンストップを実施。
 「わたしたちは殺し合いをやっているんじゃありません」と本人は情熱的にマイクアピールするも、声が聞き取りにくく、「何やってんだ、藤波!!」とファンの怒りを呼ぶ。

 それぞれの出来事において、藤波には悪気がまったくないのだ。
 だからタチが悪い。
 気が付かないうちに人を傷付ける……だから暗黒心なのである。

 この藤波とタッグを組む三沢だが、実は三沢もかなりのダークを持っているのである。
 ただ、三沢のダークは藤波のそれとは違う。
 藤波のは暗黒心だが、三沢のは腹黒いという意味のダークなのだ。

 なぜ三沢が腹黒いのか……とにかく三沢はおいしいとこばっか取りたがるのだ。
 ノア旗揚げ以降の三沢を考えてみると、他団体のトップレスラーより、とにかくノアのレスラーの方が上だということを見せつけようとしている。

 まずはZERO−ONEの舞台で橋本&永田組と小川&村上組を料理。
 小川に関しては、今のハッスル小川ではない、最もヤバイときの小川である。

 新日のドームでは、GHCヘビー級選手権として秋山vs永田、小橋vs蝶野を実現させ、いずれもノア勢を勝利させる。

 新日でNWF、IWGPを獲得し、レスラーとしての価値大きくなった高山を小橋にぶつけ、小橋に勝利させる。

 全日のマットでは小島とシングルを行い、勝利。

 どうだろうか、これらの事実から考えても、三沢はホントいやらしい。
 よく三沢のことをエロ社長と呼ぶファンがいるが、その言い方は決して間違っていない。
 三沢は間違いなくエロいよ。
 ダークタイガーと呼んでもいい。

 つまり、三沢&藤波組は、まさにダークタッグ。
 ダークタイガー&ドラゴンなのだ。

 エルボースイシーダ、ドラゴンロケットの競演も見たい。
 フェースロック、ドラゴンスリーパーの競演も見たい。
 三沢&武藤がやったように、タイガードライバーからのシャイニングドラゴンも見たい。

 う〜む、この暗黒竜虎タッグはホント見たいのだが、5・14は残念ながら仕事のため、見に行くことができないのだ。
 ホント無念。


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posted by ミツオ at 00:00| Comment(0) | TrackBack(1) | 記事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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Tracked: 2005-05-06 20:36